サブバッテリーのリチウムイオン化と、走行充電器設置の際に経験したトラブルと対策について。


発生現象
初めての走行充電器を用いて走行中に焦げくさい臭いが。。
確認してみると、走行充電器から来てヒューズを通り、サブバッテリへーのケーブル端子被覆が焦げている!(上図青丸)
走行充電器の出力は80A程度、ケーブルはAWG2(sq38)で耐性は168A
ケーブル自体のスペックは十分である。
(ヒューズの写真は80Aだが当時は120A)
その時よく見ると、ヒューズボックスのナットがわずかに緩んでいた!
80Aもの大電流に対して、ナットのわずかな緩みは電気抵抗=熱になる
調べてみると溶けたビニル被覆の耐熱は60℃。それ以上になったという事だ。
上の写真は対策後だが、トラブル時のこの設計はナッツのオリジナル箇所である。(線材やヒューズボックスやそのナット類)
オリジナル設計では、20A程度しか流さないから良いのか、いや20Aでも緩みは発熱の元になる。
キャンカーは常に振動にさらされる、今後は十分な緩み対策と点検を心掛けよう。
対策
施工した対策は、次の3点。
1.ダブルナット化(上側は緩み防止付)、
2.ナットのトルク管理(トルクレンチ使用)
3.マーキング。(締めた状態でナットからボルトまでマジックで線を入れ緩むと線がずれる)
ダブルナットは賛否両論あるが、上側を緩み防止機能付を使う事で効果があると判断した。
ナット緩み(=トルク)と熱抵抗の論文を見つけた。それによると4Nm以下で抵抗上昇がみられるとのこと。
よって今回は5Nm(5->6Nmに変更2024/4/25)に設定しトルクレンチを用いて均一に締め付けた。
以上が当方が経験したケーブルの発熱トラブルの現象と対策です。
尚、左の写真のヒューズボックスから左に伸びるケーブルに取り付けているシルバーの筒は温度センサーです。
走行充電時に心配な時は、時々温度をチェックしてます。
お役に立てば幸いです。
